こんにちは!ブログ管理者のひろよんです。
夏目前で日ごとに水温と気温が高くなって日中の釣りが厳しくなってきましたね。
そんな蒸し暑い日の夜は夕涼みかねて、アナゴの夜釣りに出かけてみませんか?
アナゴはコツさえわかれば、だれでも簡単に狙えるターゲットです。
今回はアナゴ釣りの時期やポイント選び、仕掛けやエサ選び、釣り方のコツまでご紹介します。
なぜアナゴ釣り?
アナゴは地域や店によって価格差がありますが、筆者の住む瀬戸内地方では30cm程度のものが一匹398円とか40cmくらいになると498円とか基本的に高いです。
正月に焼きアナゴを食べる習慣があるので、年末になると一気に一匹が千円位まで高騰します。
そしてアナゴ飯なんて有名店では2千円以上します。
そうです、アナゴは隠れた高級魚なのです!
アナゴ釣りの時期と時間
ベストシーズンは5月から10月頃まで。暖かい時期がハイシーズンですが、12月~2月頃の寒い季節もアナゴが群れるポイントがあり、よく釣れるケースもあります。
また、食味のほうも、アナゴの旬は夏の6~8月の脂が少なくさっぱりとした時期だといわれています。
しかし、冬のたっぷり脂ののった12~2月の寒アナゴもとてもおいしいと思います。
年中通して極端に味の落ちる時期がないというのもアナゴならではです。
よく釣れる時間は基本的に夜釣り 夕暮れ~深夜0時ころまでが一番よく釣れるように思います。
朝方も釣れますが極端にあたりが少なく感じます。
塩は中潮~大潮の上げ潮でよく食ってくるので夕方5~6時ころが干潮で夜10~11時ごろ満潮の中潮、大潮の日に僕は狙って出かけます。
アナゴ釣りのポイント選び
アナゴが居つく場所は海底が砂や泥混じりで、捨て石など巣穴となる隠れ家がある場所になります。
わざわざ遠投しなくても、防波堤の足元の捨て石周りなど、条件がそろえば足元でもよく釣れます。
最近ではGoogleMapである程度の海底の状況わかりますし、釣具屋さんなどで情報を聞いてポイントを探すのもおすすめです。
あと、アナゴはある程度の群れで生息しているのではと思います。
釣れる位置は日によって違うのですが、足元の時もあれば結構な遠投でないと食わない日まちまちなので複数竿で手早く場所をリサーチして、当たりがあった近辺に3本ほど同じ場所に仕掛けをいれると地合いになると忙しいほど釣れる日もあります。
仕掛けについて
瀬戸内でショアからと想定して僕の釣り方を紹介します。
基本的にシンプルな一本針のブッコミ仕掛けで釣ります。
道糸 5~8号 中通し錘10~15号、クッションゴム(サルカン結び目を錘から守る)、サルカン、お徳用ウナギ針12~13号(出す竿×10本以上持っておく方がいい)
これを順につけるだけ。
アナゴは釣れると激しく暴れて仕掛けがぐちゃぐちゃになるのでシンプルイズベストです。
アナゴ釣り仕掛けをネットで調べるとハリスに絡み防止のチューブをしようとよく書いてありますが、アナゴはとても噛む力が強く、大型のアナゴに軽く噛まれただけで爪が紫になることもあります。
そのため釣れたらさっさとハリス切るのがおすすめです。僕はチューブとか付けずにハリスは比較的長めにとってささっと切っちゃいます。
ケミカルライトをつける方法もありますが、これ完全にその日によって違います。
ケミ仕掛けの方がよくあたる日もあれば、ケミには食ってこない日もあります。
複数本の竿を投げてよく釣れる仕掛けに合わす方法が一般的です。
エサについて
アナゴは悪食でわりに何でも釣れるのですが青虫(青イソメ)、魚の切り身(サンマかアジかサバ)、イカの切り身などを使います。それぞれメリットデメリットがありますので、その日の海況や入手しやすさで選べばいいと思います。
青虫(青イソメ)
青虫はアナゴ釣りでは定番のエサで、通常、太いサイズを縫い刺しするか、中サイズを複数付けてアピール力を上げます。
青虫を使うメリット
青虫を使うとアナゴだけじゃなくほかの魚ももよくつれます。
嬉しいところでスズキやタイ、アイナメ、チヌなどです。
デメリットとしてサメ、エイ、フグ、海毛虫、ヒトデとかも結構釣れます。
そして青虫の集魚効果はすさまじくチャリコやフグの多いところだとエサを取られて釣りになりません。
3本くらい竿を出して6時間くらい釣りしよう2000円分くらい餌買っていってもエサ取りにやられて不足する日もあります、、
また、道中や近場に釣具屋さんがあるといいのですが、無ければわざわざ買いに行くのも面倒です。
魚の切り身
これは切り身魚種問わず、生>冷凍=塩の気がします。
切り身のメリット
スーパーで簡単に手に入ることです。冷凍サンマか生アジ、生サバを3枚におろして、2cmくらいの幅で短冊にして、タッパーに入れて持っていきます。身が柔らくなっていたら軽く塩をしておくとエサ持ちがよいです。
針には短冊の身側から刺してもう一度皮側から刺して縫い刺しにします。
また、カニ篭OKの地域であれば、捌いたアラをエサにして釣り開始時に足元に入れておくだけで結構な集魚になりますし、カニ篭に10匹近いアナゴが入ってたことや、居つきアナゴのメーター越え超巨大なのが入ったこともあります
デメリットとして外道はサメ、エイ、フグ、海毛虫はやっぱり食ってきます。
これといって目立ったデメリットもないので私は魚の切り身をよく使います。
イカ切り身
これはエサ持ちもよく食いもいいみたいですが、スーパーでイカが売れ残ってることが少なくて、しかもあまりお安くない、、、僕はあまり使いません。
アタリがあったら
さて、仕掛けを投入してわくわくして待っていると、最初前あたりでコツコツっと竿先が動いた後に竿先がグーンと引き込まれますので思いっきり合わせます。
アナゴは口が硬いので合わせ必須です。(この前あたりは鈴ではならないことが多いので、鈴より穂先用のケミカルライトがおすすめです。
ほかに、コツコツってきて止まった場合、そのまま居食いをしているか餌をとられたかのどちらかなのでやっぱり念のため思いっきり合わせます。
最初から居食いの場合もあって、これは全然わかりませんので、15分ほどおい仕掛けを動かすときに軽く竿をあおって様子をみて、なにか重い感じがしたら思いっきり合わせてみます。
逆に、竿先がふーわふーわ動くときはたいてい海毛虫です。この
海毛虫にはじゅぶん注意してください。毒毛が刺さるとかなり厄介です。死んでいても刺さります。
さあ、アナゴがかかったらとにかく躊躇なくゴリ巻きしてください。ゆっくり巻いていると根に入られててしまいます。そうなると出てくるのを待つしかなくなるのですが、根魚と違って巻き付くのかアナゴの場合は抜けた経験はあまりありません。
で最後はブッコ抜き。
たも網も網目の粗いのだと目から抜けるし、網目の細かい奴だとシッポからうねって脱出してしまいますのでっブッコ抜いたほうがおすすめです。
そのためアナゴ釣りにはちょっと太いかな?くらいの太仕掛けでちょうどよく感じます。
アナゴの締め方
初夏~秋
このころのアナゴは元気がよくめっちゃくちゃ暴れるので締めにくく、怪我もしそうです。
おすすめは、さっさとハリスを切って、一旦スカリに入れます。
帰り際にクーラーに少量の海水とともに活かしたまま入れ、生きているうちにコンビニ等で氷を買ってクーラーに入れて氷締めにします。
これは、アナゴは締めた後すぐに冷やさないと、おいしくなくなるなるので、夏場におすすめの方法です。
晩秋~冬~初春
このころになるとアナゴは陸上にあげても寒さで夏のように暴れないので、首の後ろから脊髄切るように切れ込みを入れ海水中で血抜きして締めます。
冬場はアナゴも陸上では多少おとなしいですし、さっさと血抜きして冷やした方がやっぱりおいしいと思います。
いずれにしても、アナゴのおいしさは鮮度が命!持ち帰ったあとは多少眠いのを我慢して、可能な限り早く開いて煮アナゴまで一気に調理したいものです。
次回は調理編>>>>>調理編はこちらから
では!
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