こんにちは!
SNSでフォロワーさんが見慣れないノットを組んでたので、ノット名を聞くとSCノットとのこと。
そういえば、たいていのノットってすでに試して、堀田式のFGノットの編み方を知ってからはずっとFG信者だったのですが、SCノットって組んだことがない(;’∀’)
という事で、早速ググって組み方を調べて組んでみました。
SCノットの組み方
大まかに図解をすると下のようになります。

1.PEラインを折り返し、リーダー本線と並行に置く
2.PEラインを折り返したままリーダー本線に20〜30回巻き付ける。
この時は、カラビナなどをひっかけてぶんぶん回して巻くのが一番早そうです。重ならないかなと思うのですが、意外ときれいに平行に巻けます。このときあまり重いカラビナ付けると後で締め付けるときに失敗しやすくなるような気がします。僕はアルミの軽い小さなカラビナ使っています。
3.リーダー端を巻き付けたPEラインの端っこの輪に通します。
4.リーダー端を口にくわえ、ゆっくりそっと締めこんでいきます。いきなりぎゅっと締めると高確率で失敗します。最初はノットの原型ができるくらいまでそっと締めこみます。
5.ノットの原型ができたら、シリコンスプレーやPEにシュなどをノットに吹き付けてぎゅううううっと締めます。何度か試したのですが、唾液では滑り不十分で締めムラがでたすかったです。
6.エンドノット、必要に応じてハーフヒッチとエンドノット(この辺はこすれとかほつれを考慮して適宜実施)をしてリーダー端に抜け防止の焼玉作って完成です。
完成
で、実際のできたノットがこれ(PE1.2号、リーダー4号)
上から
SCノット30回巻き
SCノット20回巻き
FGノット20回編込み

FGノットもそうなのですが、このSCノットも巻き付け部分で強度が担保されているらしいので、最後はエンドノットで締めたあとは適当にハーフヒッチ何回かしてエンドノットでOKです。ほつれなければ最初のエンドノットだけでもよさそうです。
SCノットとFGノットとの比較
超個人的見解です。
FGノットは前回の記事で紹介した方法、SCノットは今回紹介した方法で、実際の海辺(風が結構強かった)条件で組んでみました。
強さ
そもそも結束強度を計る機器を持っていないのですが、ググると出てきますね。FGもSCもどちらも安定して90%以上出るみたいです。SCが若干強いのですが、結局リグの結び目とかで強度落ちますので90%以上出るノットなら問題なさそうです。
とここまでが建前。
組み方が悪いかったのか、1日釣行(ショアジギング)でSCノット(20回巻き)は2回抜けましたwかなり締めたと思ったのですが、、、巻き付け回数多めがいいのでしょうか?
簡単さ
カラビナさえ持っていれば圧倒的にSCノットに軍配が上がります。仕組みが簡単で分かりやすい。初心者の人はこれだけ知ってればいいのでは?と思うくらいです。
で、本音ですが、SCノットってPE0.6~PE4号位までが締め込みの限界じゃないかと。
0.1号~0.2号PEはなんどやっても締め込みでぐちゃっとなってうまく組めなかったです。太糸はしてはいないのですが、PE3号でも締め込みがきつかったですね。4号とか5号とかリーダー咥えてる歯を持っていかれますwww
早さ
これは条件によってかなり違います。
①無風~爆風 カラビナもPE滑り剤もある。ライン太さもSCノット向きの太さ
この場合は圧倒的にSCノットが速いです。
ただしカラビナが軽すぎると風に負けるので、、その場合は巻けません
②無風 カラビナがない
この場合はSCのくるくる巻きに時間かかるので慣れた方が速いかな?
僕の場合は圧倒的にFGが速いかも。
③爆風 カラビナがない
これはSC無理ですw巻けない。酷いwFGはなんとか編めます。
④スプレーがない。
FGは唾液で締めれますがSCは締めムラ出ますね。号数によっては締め込みすら無理なのでは?そのあたりはわいの唾液はペペローション並み!とかいう人もいそうなので各自の判断でw
⑤ロッドがない
ロッドでテンション付ける方法で結んでるわいにはFGは無~理。一応口や足を駆使すればできないこともないですが、SCノットを知ってしまった以上、めんどくさいです。
最後に
どんなノットも丁寧に締め付けを確実に結べてたら、まぁそこそこ釣れるやろ?派です。ですが、特別な道具のいらないノットの方がより理想だと考えています。
SCノットもFGノットも特別な道具はいらないですし。道具といっても保補助的なものなので最悪なくても結べます。
例えば磯場で道具から離れているけどリーダーはポケットにあるとかだとFGの方が簡単だし、カラビナやスプレーが手元にあるときはSCが簡単です。
根がきついのでリーダーを長くしたいとき(リーダーがガイド内に入る)には少しでもノットの細いFGノットの方がいいでしょうし、臨機応変に使えれば何でも問題ないと思います。
結局、目的に合わせて、2,3知っておくと便利ですってことだ。
ではまた!
コメント